雨が降ると滑るタイル・石の床を安全に 滑り止め効果のある床塗りかえ工事 (マンションエントランス施工事例)

今回はマンションのエントランスにあるタイル床の滑り止め塗りかえ工事をご紹介します。
近年のタイルは滑りにくい仕様で製造されていますが、古いタイルは表面がツルツルしているものが多く、雨が降って濡れると非常に滑りやすくなります。
特にエントランスや共用通路では、転倒事故のリスクが高まるため早めの対策が重要です。

タイルを撤去せずに再利用する滑り止め工事

今回の現場では、タイル自体に破損や剥離がなかったため、既存タイルを撤去せずに再利用する工法を採用しました。

タイルを撤去すると、
・解体、処分費用がかかる
・工期が長くなる
・騒音、粉塵が発生する
といったデメリットがあります。

既存タイルを活かした滑り止め工事なら、コストを抑えながら安全性を大きく向上させることが可能です。

タイル滑り止め工事の施工工程

タイル滑り止め工事(施工前)

タイルの滑り止め工事  

雨天時に特に滑りやすい、表面が平滑なタイル床です。

下地処理

タイル表面の汚れや劣化部分を除去し、仕上げ材が接着するよう丁寧に下地処理を行います。

プライマー塗布

下地処理後、プライマーを塗布します。
最終仕上げ材が剥がれないよう、密着性の高い下地をつくる重要な工程です。

目地材貼り付け・養生

タイルの滑り止め工事  

模様となる目地材を貼り付け、周囲をしっかりと養生します。

吹付作業(1回目・2回目)

タイルの滑り止め工事
(1回目吹付)

タイルの滑り止め工事
(2回目吹付)

乾燥後、1回目、2回目の吹付施工を行い、滑り止め性能と意匠性を高めながら色付けしていきます。

目地除去・清掃・トップコート塗布

タイルの滑り止め工事

十分に乾燥させた後、目地材を除去し清掃。
最後にトップコートを塗布して作業完了です。

タイル滑り止め工事(施工後)

施工後は、滑り止め効果のある安全な床に生まれ変わりました。
雨が降って床が濡れても滑りにくく、マンションのエントランスとして安心して利用できる空間になっています。

タイルの滑り止め工事
(施工前)
タイルの滑り止め工事
(施工後)
タイルの滑り止め工事
(施工後)
タイルの滑り止め工事
(施工後)

雨の日でも安心なタイル床リニューアル

・雨で滑るタイル床を改修したい
・石やタイルの意匠はそのまま残したい
・撤去せずに安全対策をしたい

このようなお悩みには、タイル再利用型の滑り止め床塗りかえ工事がおすすめです。
マンションエントランス、共用廊下、アプローチなど、滑りやすい床でお困りの方はお気軽にご相談ください。