すべらなくなった公園のすべり台 塗り替え工事 人造研ぎ出し施工
今回は公園のすべり台の改修工事です。
すべり台の全面を塗り替えるとなると金額も高額になってしまいますので、すべる面だけを塗り替えることになりました。
![]() (施工前) |
![]() (施工前) |
竣工後50年近く経っており、かなり劣化していました。
骨材も剥がれ、セメント成分もなくなって、下地のコンクリートがむき出しになっている部分もありました。
![]() (施工前) |
すべり台のてっぺんから剥がれていましたので、すべり台としての機能がなくなっていました。
剝れていない箇所は経年劣化程度で下地のコンクリートに強力に接着していることもあり、その部分は残すことになりました。
全体を斫りとるには大変な作業で費用も高額になってしまいます。
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下地処理を施し、プライマーを塗布して人研ぎ材を塗付けていきます。
骨材が密になるように押え伏せ込んでいきます。
仕上がった状態のきれいに石がそろっているイメージを意識して伏せこみます。
![]() (塗り付け後) |
![]() (塗り付け後) |
乾燥後、研磨していきます。
![]() (施工後) |
![]() (施工後) |
研磨作業に時間はかかりますが丁寧に磨きをかけ、より良く滑るように行います。
![]() (施工前) |
![]() (研磨後) |
剝れて滑ることができなかったすべり台が生まれ変わりました。
![]() (施工後) |
![]() (施工後) |
寒水石+ホワイトセメント+顔料を練り合わせて仕上げました。