古い・汚れたブロック塀を取り壊さずリフォーム|白い壁に再生した施工事例
古くなって汚れが目立つようになったブロック塀を、取り壊すことなく塗り壁でリフォームしました。
今回のブロック塀は、もともと白いペンキで塗装されていましたが、長年の雨や風などの影響によって汚れが目立つ状態になっていました。
「ブロック塀が古くなって見た目が悪くなってきた」
「塗装しても、また汚れてしまう」
「ブロック塀を壊さずにきれいにしたい」
このような場合でも、既存のブロック塀の状態によっては、解体・撤去せずに下地を活かしてリフォームすることができます。
今回は、高圧洗浄→天端のモルタル笠木→下地モルタル→メッシュ補強→塗り壁仕上げという工程で、古く汚れたブロック塀を純白の塗り壁へと再生しました。
【施工前】雨だれや汚れが目立っていた白いブロック塀
![]() (施工前) |
汚れが目立っていた白いブロック塀 |
施工前は、白のペンキ塗りのブロック塀でした。
白い壁は明るく清潔感がある一方、屋外では雨やホコリなどの影響を受けるため、年月の経過とともに雨だれや黒ずみなどが目立ちやすくなります。
今回は、既存のブロック塀そのものを取り壊すのではなく、現在のブロック塀を下地として利用して新しい壁に再生する方法をご提案しました。
ブロック塀リフォームの施工工程
古いブロック塀の上から仕上げ材だけを塗ればよいわけではありません。
きれいな状態をできるだけ長く維持するためには、既存塗装や下地の状態を確認し、それに適した下地処理を行うことが重要です。
1.ブロック塀全面を高圧洗浄
まず、ブロック塀の表面に付着している汚れなどを高圧洗浄によって除去します。
新しい材料を施工する前の下地処理は、仕上がりだけでなく接着性にも関係する重要な工程です。
洗浄後は十分に乾燥させてから、次の工程へ進みます。
2.樹脂系モルタルで下地をつくる
![]() (下地処理) |
樹脂系モルタルによる下地処理 |
今回のブロック塀にはペンキが塗られていました。
このような下地では、状態を確認せず普通のモルタルを施工すると、十分な接着性が得られない場合があります。
そこで今回は、既存下地の状態を確認したうえで樹脂系モルタルによる下地処理を行いました。
仕上げ材を直接塗るのではなく、下地を適切に処理することで、仕上げ材を施工するための安定した下地をつくっていきます。
3.メッシュを張り込み、ひび割れ対策
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(メッシュ張り込み施工後) |
樹脂系モルタルによる下地処理とあわせて、メッシュを張り込みます。
ブロック塀は、ブロックと目地の取り合いや地震・振動などによる下地の動きの影響を受け、表面にひび割れが現れる場合があります。
そのため、今回はひび割れの発生リスクを抑えるための補強としてメッシュを張り込みました。
ただし、メッシュを施工すればすべてのひび割れを完全に防止できるというものではありません。
既存ブロック自体の大きなひび割れや構造的な動きがある場合には、事前に状態を確認し、それぞれの状況に応じた補修方法を検討する必要があります。
4.十分に乾燥させてから白い塗り壁で仕上げ
下地を十分に乾燥させたあと、いよいよ仕上げ材を塗り付けます。
既存のブロックの模様をそのまま残すのではなく、下地をつくって壁面全体を仕上げることで、古くなったブロック塀の印象を大きく変えることができます。
【Before・After】古いブロック塀が純白の白い塗り壁へ
![]() (Before) |
![]() (After) |
既存のブロック塀を取り壊すことなく、明るく清潔感のある純白の塗り壁へ生まれ変わりました。
ブロックの形が目立っていた壁も、塗り壁で一体感を持たせることで、住宅の外構としてすっきりとした印象になります。
白い壁を汚れにくくするため「モルタル笠木」を施工
今回の施工でもうひとつ重要なのが、ブロック塀上部の処理です。
![]() (モルタル笠木) |
![]() (モルタル笠木) |
壁面をきれいに仕上げても、ブロック塀の天端から雨水が壁面へ流れると、雨だれによる汚れが発生しやすくなります。
そこで今回は、壁の上部にモルタル笠木を施工しました。
単に壁面を白く塗り直すだけでなく、仕上げ後の壁ができるだけ汚れにくくなることまで考えて施工することが大切です。
古いブロック塀は取り壊さなくてもリフォームできる場合があります
「古くなったブロック塀=取り壊して新しくする」と考える方も多いかも知れません。
しかし、既存ブロック塀の状態によっては、撤去せずに現在の下地を利用してリフォームすることも可能です。
*最近では地震の影響も考慮して、高くブロックを積まずに、2段、3段積みにしてその上に軽いアルミフェンスを設けることが多くなってきています。
今回のように、
洗浄
↓
下地の確認
↓
天端の雨だれ対策
↓
下地処理、メッシュ補強
↓
塗り壁仕上げ
という工程を行うことで、既存のブロック塀を活かしながら外観を大きく変えることができます。
ブロック塀を塗り壁にリフォームするメリット
既存のブロックを活かせる
状態に問題がなければ、既存のブロック塀を下地として利用できるため、大掛かりな解体を行わずに外観をリニューアルできる場合があります。
しかし、傾いているブロック塀や今にも倒壊しそうなブロック塀、高く積み過ぎたブロック塀などは根本的な対策が必要です。
コンクリートブロック特有の見た目を変えられる
コンクリートブロックの目地や形が目立つ外観から、壁面に一体感のある塗り壁へイメージチェンジできます。
色や質感を変えられる
今回は純白に仕上げましたが、建物や外構のデザインに合わせて色合いや仕上げ方を検討できます。
こんなブロック塀のリフォームをご検討の方へ
・古いブロック塀の汚れが目立ってきた
・ペンキを塗るのではなく塗り壁にしたい
・ブロックの目地を目立たなくしたい
・ブロックを壊さずリフォームしたい
・住宅の外構を明るくリフォームしたい
・門塀や外構壁のイメージを変えたい
既存のブロック塀の状態を確認したうえで、適した施工方法をご提案します。
よくあるご質問
Q.古いブロック塀は取り壊さずにリフォームできますか?
既存ブロック塀の状態によりますが、下地として利用できる状態であれば、取り壊さずに塗り壁へリフォームできる場合があります。
大きなひび割れ、傾き、ぐらつきなどがある場合は、事前の確認が必要です。
Q.ペンキが塗ってあるブロック塀にも施工できますが?
施工できる場合があります。ただし、既存塗膜の状態や密着性を確認し、それに応じた下地処理が必要です。
Q.ブロック塀のひび割れは防げますか?
今回のようにメッシュを張り込み、ひび割れの発生リスクを抑える施工を行うことはできます。
ただし、地震・構造物の動きなどによるひび割れを完全に防止するものではありません。
Q.白い塗り壁は汚れませんか?
屋外の壁である以上、経年による汚れを完全に防ぐことはできません。
ただし、壁上部から流れる雨水は汚れの原因のひとつになるため、今回のように天端部分を適切に処理することが重要です。
Q.住宅以外のブロック塀にも施工できますか?
住宅の外構だけでなく、店舗・マンション・施設など、既存下地の状態を確認したうえで施工方法をご提案できます。
ブロック塀のリフォーム・塗り壁施工をご相談ください
塗り壁創造館では、既存のブロック塀をただ塗り替えるのではなく、現在の下地の状態を確認し、必要な下地処理を行ったうえで仕上げる施工をご提案しています。
「このブロック塀は壊さずにきれいにできる?」
「コンクリートブロックから塗り壁に変更したい」
「古くなった外構を新しく見せたい」
といったご相談も承ります。
ブロック塀や外構壁の写真をお送りいただければ、施工方法を検討する際の参考になります。
「古くなったブロック塀をきれいにリフォームしたい」
と、ご検討の方は一度ご相談ください。





