コンクリート打ち放し素地 コンクリートの壁研ぎ出し仕上げ鏡面

今回はコンクリート打ち放し面を研ぎ出して鏡面に仕上げていきます。

コンクリート打ち放しの研ぎ出し
(施工前)
コンクリート打ち放しの研ぎ出し
(施工前)

コンクリート4面を磨いていきます。

コンクリートの打ち放しの研ぎ出し
(粗での磨き)
 

先ずは荒い研磨機で表面を磨いていきます。
コンクリートが完全に硬化しており、第一段階でのこの磨きの手順には
かなりの時間を要します。

コンクリートの打ち放しの研ぎ出し
(研磨作業中)
コンクリートの打ち放しの研ぎ出し
(研磨作業中)

骨材が均等に表面に出るように意識して磨いていきます。
かなり表面が硬いので研磨機に力をかけなければ滑ってしまいます。
荒い順のペーパーから磨き始め、3000番まで10枚のペーパーを替えて
やっと表面に艶が出てきます。
最後にトップコート、ワックスをかけて表面を保護して完成です。
照明をあてると反射しています。

コンクリートの打ち放しの研ぎ出し
(施工後)
コンクリート打ち放しの研ぎ出し
(施工後)

私どもの作業としてはコンクリート表面をいかに綺麗に磨くことができるかです。
綺麗な仕上がりになるかはコンクリートの打設する精度を上げなければなりません。
パネルの段差が出ないように型枠を組まなければなりません。
また、コールドジョイントが出ないように生コンを流し込まなければなりません。
穴(ジャンカ)がないようにしっかりとバイブレーターで骨材をしずめ、エアーが入らないようにし、しっかりとコンクリートが隅々まで流しこめるよう十分なタタキも必要です。
精度のよいコンクリートでないと最後の磨き仕上げにかなりの影響がでます。
良いコンクリートがあってこその磨き仕上げなの、コンクリート打設には注意を払って下さい。

コンクリート打ち放しの研ぎ出し
(施工前)
コンクリート打ち放しの研ぎ出し
(施工後)

(磨き後)
コンクリートの研ぎ出し
(磨き後)