タイヤ痕が目立つコンクリート床を5㎜の薄塗りで石畳み調にリフォーム
新設コンクリート床に付着した気になるタイヤ痕を、厚さ5㎜の薄塗り仕上げで石畳み調の床に改修しました。
今回は、タイヤ痕が目立ってしまった既存のコンクリート床を、薄塗りスタンプコンクリートにより、美観と耐久性を兼ね備えた仕上げにしています。
コンクリート床に付着したタイヤ痕とは
新しいコンクリートは硬化の過程で、表面に白い粉状の成分(セメントカルシウム)が現れることがあります。
この成分に車のタイヤが触れることで、黒いタイヤ痕が付きやすくなります。
時間の経過とともに自然に落ち着いていきますが、新築・外構工事直後は特に目立ちやすいため、早めの対策を検討される方も多くいらっしゃいます。
施工手順 / タイヤ痕対策 薄塗り石畳み調仕上げ
・コンクリート表面の洗浄、下地処理
まずは、コンクリート床表面の洗浄を行います。
白い粉状成分や汚れをしっかり除去し、ツルツルに仕上がっている表面はあえて荒らすことで、仕上げ材との接着性を高めます。
![]() 洗浄 |
![]() 表面を荒らしました。 |
・プライマー塗布、下地材塗り
続いて、プライマーを塗布し、下地材を塗付けます。
この工程は非常に重要で、施工環境や下地の状況に応じて、各メーカーの中から最適な材料を選定します。
![]() 下地材の塗りつけ |
・薄塗り石畳み調仕上げ
下地乾燥後、材料を厚さ5㎜で塗り付け、石畳み調の模様を付けていきます。
模様付け完了後、十分に乾燥させ、最後にトップコートを塗布して仕上げます。
各工程は乾燥時間を確保するため、日をまたいでの施工となります。
![]() 薄塗り石畳み調① |
![]() 薄塗り石畳み調② |
薄塗りスタンプコンクリートの特長
・既存コンクリートの上に施工可能
・厚さ約5㎜の薄塗り仕上げ
・石畳み調の高いデザイン性
・車の乗り入れにも対応する強度
・タイヤ痕が付きにくい床に改善
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タイヤ痕が気になる方へおすすめの施工方法
新設コンクリートに付いたタイヤ痕は、いずれは目立たなくなりますが、見た目が気になる期間が長いのも事実です。
そのような場合におすすめなのが、薄塗りスタンプコンクリートやモデリング舗装です。
美観の向上だけでなく、外構全体の印象をグッと引き締める効果も期待できます。
タイヤ痕対策・コンクリート床リフォームなら
薄塗りスタンプコンクリート(石畳み調仕上げ)をご検討ください。






